横浜には1859年の開港以来、アートの文化が脈々と根付いてきました。特に桜木町の高架下に見られたようなストリートアートは横浜アートの象徴とも言えます。
一方、音楽においてもストリートを中心に発展してきた歴史があり、「ストリートアート」と「音楽」の親和性はとても高いと言えます。
大勢の観客が行き交うペデストリアンデッキ沿い、「Kアリーナ横浜」の両端の壁面に2作品のウォールアートが描かれています。
テーマは「音楽と情熱/音楽と平和」です。音楽は古代より存在し、私たちの本能に訴え、情熱を呼び起こしてくれるものです。また、すべての国に存在し、国や言語を超えて人々の調和や感動をもたらします。この音楽がもたらす「情熱と平和」を表現しています。「情熱を感じる赤」「静けさを表す青」で構成され、アリーナのインテリアに用いるカラーデザインコンセプト(赤・青と掛け合わせた紫)とも調和が図られています。
作家名 | 武蔵野 ルネ |
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設置場所 | 屋外(壁面)〈60・61街区 ミュージックテラス(Kアリーナ横浜)〉 |
材質 | アクリル絵の具+モデリングペースト+銀箔 |
サイズ | H4.4×W3.4m、2点 |
制作年 | 2023(令和5)年 |